感謝です...!
3月はちょっとひとことを書く元気がなく、なんと4月になってしまいました。小児科の来院数は相変わらず少なく、一桁だったりするとちょっと心がおれます。7月閉院した篠崎時代は少なくても1日50人程度の患者様に来ていただいていました。閉院を公にした昨年7月、最後ということでたくさんの患者様がお別れに来てくださいました。診療終わってもう帰ろうと思うと、受付スタッフに、あと4人お待ちですと言われます。診療でなくお別れに来ていただいた方がいらっしゃったわけです。頂きものもたくさんで、お花やら、お菓子やら、飾り切れない、食べきれないほどでした。どなたかが、アイドルの楽屋みたいですね とおっしゃいました。もうやめてしまう医者に贈り物をしていただく、感謝していただくー私はそんなに皆様のお役にたっていたかしらと思うと 忸怩たるものがありました。ある患者様がおっしゃいました。”先生は別にすごい名医ではない、でも、私の困った時、不安な時、私を支えてくれました。安心して子育てが出来ました。” 私の方こそ ありがとうございます。その言葉は私の勲章です!!40年の医師生活、出世した訳でもなく、学術的に成果が在ったわけでもない。でも患者様に寄り添えたー患者様のお母さまがそう思って下さったなら私の疾風怒濤のような40年は無駄ではなかった。私の方こそ感謝です。
ちょっと自慢です。 お聞き苦しくてごめんなさい。 一桁でも まあ いっか