1,8か月の赤ちゃんが初めて39℃の熱を出しました。どうしよう?
子どもが発熱したとき、まず 機嫌はどうか 食欲があるか おしっこが出ているかを確認してください。3点共大丈夫な場合、少し安心出来ます。赤ちゃんの初めての発熱ー高熱でも機嫌が良いとき、もしかしたら突発性発疹かもしれません。熱がさがって発疹が出ると猛烈に不機嫌になる事が多いです。40℃を超える発熱は脳に対する影響が心配になります。出来れば、38℃代にしたいところです。何の病気であっても、赤ちゃんが不機嫌でミルク・母乳を飲まず、尿量も減っている時はすごく心配です。ただちに医療機関に行きましょう
2,嘔吐が始まり、止まりません どうしよう?
子どもは身体が小さいため、嘔吐が止まらないと容易に脱水になります。吐き気が落ち着いてから、水分を小さじ1杯のませて、それも吐いてしまうようなら、すぐ医療機関で吐き気止め座薬を入れてもらいましょう。水分は母乳はいかなる場合も可、あとはイオン飲料を使いましょう。薄めない事。吐いたもの・下痢がついたものの始末 絶対素手で触らない事。洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗ってはいけません。キッチンハイターにつけましょう。本当は捨てるほうが良いです。すぐ吐物等の始末が出来ないときは上にビニールなどをかぶせておきましょう。感染力は半端ないです。
3,熱中症?
急に暑くなった日、公園に出かけたらぐったりしてしまいました。この時期身体が暑さに慣れていないため熱中症になりやすいです。呼びかけて返事をしてくれるようなら、まず日陰に移動しましょう。そしてFIREです。Fはfluid水分摂取、Iはicing冷やしましょう首筋・わきの下などを。Rはrest頭を低くしてねかす、色々やってだめならE emerging call救急車です。そんなことにならないよう予防が一番、まず身体を暑さにならし、帽子・飲み物は必須です
4,夏が来ます
強い強い日差しがすでに降り注いでいます。5月ですが日照は夏です。乳幼児は、まず帽子・薄手長袖ブラウスなどで、物理的に日差しを避けましょう。ただ、紫外線がだんだん強くなると、日焼け止めも必要になります。乳幼児の日焼け止めは皮膚におだやかに効くものが望ましいです。具体的には、紫外線吸収剤不使用 またはノンケミカルと書いてあるものが望ましいです。SPF10~20 PA+~2+のものを選んでください。SPFは薬の持続時間をしめすそうなので、長時間戸外にいる時は塗りなおして下さい。